メリッサ・ボニー率いるシンフォニック・メタル・バンド、アド・インフィニトゥムがニュー・アルバムをリリース！ナイトウィッシュやエピカを思わせるヘヴィでシンフォニックなスタイルが本作でも炸裂。巨匠やヤコブ・ハンセンによるミックスも見事。【日本語解説書封入／歌詞対訳付き】
スイスの女性ヴォーカリスト、メリッサ・ボニー率いるシンフォニック・メタル・バンド、アド・インフィニトゥム。結成は18年と比較的最近であるが、デビュー・アルバムの『Chapter I - Monarchy』（20年）は大手のナパーム・レコードからリリースと、初めからスター街道を歩んでいるバンドである。女性ヴォーカルとデス・ヴォイスをフィーチャしたそのスタイルは、ナイトウィッシュやエピカといった先人たちを思わせるものであり、アド・インフィニトゥムもあっという間に人気バンドの仲間入り。21年には早くもセカンド・アルバム『Chapter II - Legacy』をリリース。ヘヴィでシンフォニックなサウンドは、ヨーロッパを中心に大きな話題となった。
前作から2年。この度そんなアド・インフィニトゥムがサード・アルバムをリリースする。『チャプターIII–ダウンフォール』と題された本作でも、お得意のシンフォニック・メタルが炸裂。ゴージャスなアレンジメントにキャッチーなサビ。一方でプログレッシヴなリフワークや、メシュガーを彷彿とさせる複雑な面も時おり顔を覗かせる。古代エジプトをコンセプトとした歌詞も実に興味深い。スイスのフォーク・メタル・バンド、エルヴェイティのヴォーカリスト、Chrigel Glanzmannがゲスト参加。ミックス、マスタリングを担当したのは巨匠ヤコブ・ハンセン。ヨーロッパのシンフォニック・メタル・ファンは必聴！
【CD】【2023/3/31】
