ZEMETH / MONOCHROME BLOOD
悲哀と背徳の哀愁歌謡ノスタルジック・メロディック・デス・メタル。咲き乱れる耽美でクラシカルな美旋律により一層磨きの掛かったZemethの2作目。前作に引き続き、哀愁疾走メタルを基盤に短調の物悲しくも美しいメロディーを靡かせるシンフォニックなネオクラシカル・デス・メタル。止め処なく泣きのメロディーを奏で続けるリード・ギターとヴァイオリン。突き刺すような美しく攻撃的なリフ。ヘヴィ・メタルという枠を越えゲーム・ミュージック、歌謡曲、ラテン音楽、イージーリスニング、クラシック等幅広い音楽から要素を吸収した究極美。悲恋や嫉妬、憎悪に満ちた歌詞を秘め永遠に泣き続ける珠玉の13曲。何よりも美しさに特化し、目標である“全曲キラー・チューン”に更に近づいた作品となった。
【CD】【JapaneseArtists】【2018/11/21】