'10年作で日本盤もリリースもされた1st「Confessions」がSTAGE DOLLS+HAREM SCAREMっぽくてなかなか好印象だった北欧スウェーデン産メロディアス・ハード・ロック・バンド、アンジェリーンの'11年作、2ndアルバム!今作も叙情味があってキャッチー&ポップなメロディーと厚いコーラスをモダンなハード・ロック/ロック・サウンドに乗せた作風で、STAGE DOLLS+HAREM SCAREMといっても「DIG」時のSTAGE DOLLS+RUBBERやヘヴィ風味になってからのHAREM SCAREMタイプですので、メロハー系のみが許容範囲の方にはモダン/クラシック・ハード・ロック風のグルーヴィーなノリが入る曲調が好みではなかったかもしれませんが、「Slang」よりはメロディアスで好感度が高くシンプルでロックなDEF LEPPARDかといった趣きや、なんだかBON JOVIっぽさ(タイトル曲では"It's My Life"というか"Livin' On A Prayer"というか色々)が所々で挿入されたりしますし、今時のメロディアスなアメリカン・ハード・ロック系バンドもお好きな方なら問題無くイケると思います!ヘヴィなサウンドといっても重苦しさはありませんし、やはりこの歌メロや厚いコーラス等は捨てがたく、トータル的に内容は良いです!
【CD】【Avenue Of Allies】