『吼えろシンセ！唸れベース！時に激しく、時にシンフォニックな変幻自在のシンセ・ロック！マルチプレイヤーMOORI率いるキーボードトリオ待望のデビュー・アルバムここに完成！』
ベースのリッケンッバッカーやスタインバーガーの使い手として知られ、キーボーディストでも有る、元GOMA(護摩)、そして、Angel's LadderやGLAVONといった関東の主にオリジナル・プログレ（ハード）界、そしてNOVELAのAngieさん.のソロライヴのバック、 そして、RUSHやGENESIS、U.K.などのトリビュート活動、日本のプログレカバー集団"パノラマ温泉楽団" での活動なども活発に行うリーダーMOORI氏がベースで率いるキーボードトリオバンドのデビュー作。
前置きが長くなったが内容は、ジャパニーズプログレにTRIUMVIRATのポンペイとかが持つトータル感とPRESTO BALLETなど現在進行形ながら過去のサウンドに強く拘るプログレ復古主義を上手く混ぜた強力作。ベースのブリブリ感の半端無さに加えタウラスベースペダルが更に重低音でうなり、またキーボードの謎の美女NAOMIのMOOG、KORG、ROLAND、YAMAHAなど場面場面で違うキーボードを使った縦横無尽のリード＆バッキング、変拍子を感じさせない自然体な、でも突如アグレッシヴなドラムなど聴き所満載です。サウンドはテーマである”HOPE"を感じさせる前向きな曲調とあいまってドラマティック＆メロディアス、非常に力強いものとなっています。Voは高音の出ないガブリエルみたいですが日本語で気持ちを込めて歌ってますんで勘弁してください。上記に書いたバンド以外ではE.L&Pのファンは必聴ではないでしょうか。クリムゾン色が隠し味で、隠し切れずに入っています。非常にオススメです。家に１枚有っても１０年後に後悔する事は無いです。
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【Paper-Sleeve/CD】【SOMATID RECORDS】【Progressive/Rock】【2014/10/15】
