スウェーデン出身のメロディック・ロック・バンド、キャプテン・ブラック・ビアードの6作目にして日本デビュー・アルバム。

2009年に結成されたキャプテン・ブラック・ビアードは、『キャプテン・ブラック・ビアード』（2011年）、『ビフォー・プラスティック』（2014年）、『イッツ・マウスフル』（2016年）と勢力的にリリース。4作目『ストラック・バイ・ライトニング』（2018年）では、H.E.A.Tのヨナ・ティーをプロデューサーに迎えメンバー・チェンジを行いながらも、着実にファンを獲得。前作5作目『ソニック・フォーシズ』（2020年）では、バンド結成10周年として、同じくH.E.A.Tのデイヴ・ダロンをプロデューサーに迎えて制作。新加入のヴォーカル、マーティン・ホスルナーが加わり、より80年代ロックに傾倒したアルバムがメロディック・ロック・マニアの間で話題となる。

バンドは、1stシングル「フラメンコ」を先日リリースし、その楽曲について「前作『ソニック・フォーシズ』のレビューを読んだ時、俺達の音楽を形容するのに“ディスコAOR”という言葉が使われてたんだ。その表現は耳にしたことがなかったけど、ちょっと気に入ったんで、その言葉をイメージしながら書いたのがこの曲なんだ。この曲のエネルギーとテンポ感はアルバムのオープニングにピッタリだし、ライヴのオープニングに持ってきても完璧だし、だからもちろん1stシングルにも最適なわけさ」と話す。今回リリースされるアルバム『ネオン・サンライズ（仮）』は、前作からの音楽性でもある80年代メロディック・ロックに、ポップスやディスコ要素も取り入れた懐かしいメロディがリスナーのハートを揺さぶる。
【CD】【2022/10/5】