元ドリーム・シアターで現在はブラック・カントリー・コミュニオンとサンズ・オブ・アポロのメンバーであると同時に、セッションマンとしても大いに活躍するロック・キーボーディストの最高峰、デレク・シェリニアン。2020年に発表した前作『ザ・フェニックス』に続き、デレクが尊敬してやまない名ドラマー、サイモン・フィリップスが全曲のドラムのみならず、デレクと共に共同プロデューサー、共同ソングライターとしてアルバム制作に全面協力。また、熱狂的なギター・ファンと公言するデレクらしいギター的なフレージング満載の流麗なキーボード・プレイに加え、デレクの作品でもはや恒例となっている凄腕ギタリストを各楽曲でフィーチャーするコラボレーション・スタイルを本作でも踏襲している。そのゲスト・ギタリスト陣は、デレクのミュージシャン仲間としてお馴染みのザック・ワイルド、スティーヴ・ルカサー、ロン・“バンブルフット”・サール、ジョー・ボナマッサ、スティーヴ・スティーヴンスに加え、デレク念願のマイケル・シェンカー、ヌーノ・ベッテンコート、マイク・スターンが初参加するなど、総勢8名のスーパー・ギタリストが名を連ねるという前作以上の豪華ラインナップとなっている。ベースは前作に続きトニー・フランクリン、アーネスト・ティブス、ジミー・ジョンソン他が参加。デレクとサイモンのコラボレーションならではの、エキサイティングなロック/フュージョン・インストゥルメンタル作品がまた１つ誕生した。
●高品質Blu-spec CD2仕様
【CD】【2022/6/29】
