北欧メロディック・ロックの最強フロントマン2人が三度タッグを組む。PRETTY MAIDSのロニー・アトキンスとECLIPSEのエリック・モーテンソンによるプロジェクトNORDIC UNIONの第三弾作品。
今作のラインナップはヴォーカルはロニー、そしてエリックがギター、ベース、キーボード、バッキング・ヴォーカルと、この二人は不動のメンバーだが、過去二作のドラムを担当していた元ECLIPSEのマグナス・ウルフステッドが退き、新たにヘンリック・エリクソンがドラムを担当。リードギターでは過去の作品でも参加した、元ECLIPSEのフレドリック・フォルケや元BALTIMOOREのトーマス・ラーソンが担当している。
彼らが手を組んだ作品が極上のメロディック・ロックであることは、過去二作をお聞き頂いたファンならば疑いは無いであろう。ロニーとエリックという違う時代を歩んできた二人が、こうして一つの作品を作り上げることが出来るのは、ひとえに、メロディック・ロックを愛する志が一致したからに他ならない。しかし、このアルバムは恐らく多くのファンに衝撃を与える作品となるだろう。なぜなら過去の作品と比べて最もパワーとメロディに満ち溢れたアルバムだからである。特にロニーに関しては自身が癌という病で体を侵されているということを感じさせない、魂の叫びとも感じる力強い歌声をこの作品で披露している。
<メンバー>
Ronnie Atkins - Lead & Backing Vocals
Erik Martensson - Lead & Rhythm Guitar, Bass, Keyboards and Backing Vocals
【CD】【2022/8/5】