ベルフェゴール / ラスト・サパー&ブルートサバス【2枚組CD】

型番 GQCS-91158/9
販売価格 3,300円(税300円)
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オーストリアが産んだ悪魔、ベルフェゴール。その結成は92年にまでさかのぼる。ちょうど北欧では、ブラック・メタル・シーンが台頭してきた頃、ベルフェゴールもその産声をあげたのだ。デモと7”EPを発表した後、『ザ・ラスト・サパー』(95年)でアルバム・デビュー。続け様に『ブルートサバス』(97年)、『Necrodaemon Terrorsathan』(00年)と、邪悪なアルバムを発表していく。徹底的にイーヴルなサウンド、ステージングで大きな人気を獲得していった彼らは、地元オーストリアの大手、ナパーム・レコードとサインし、『Lucifer Incestus』(03年)、『Goatreich - Fleshcult』(05年)という2枚のアルバムをリリース。さらにその後、ヨーロッパ最大手のニュークリア・ブラストと契約を果たした彼らは、名実共に世界最高峰のブラック/デス・メタルへと昇りつめて行ったのだ。14年にはLoud Parkで初来日。翌15年にもホワイト・エンプレスと共に来日を果たしているが、その際も「本物の豚の血は使用しないこと」という契約書を無視。ヴォーカリストのヘルムートは、「本物の血でないと儀式ができない」と言い放ったと言う伝説が残されている。

さて、この度そんなベルフェゴールのデビュー・アルバム『ザ・ラスト・サパー』及び、セカンド・アルバム『ブルートサバス』が2枚組として再発となる。前者はリーサル・レコード、後者はラスト・エピソードという、いずれもアンダーグラウンドなレーベルからリリースになっていたものだが、今回ニュークリア・ブラストが再リリース。『ザ・ラスト・サパー』ではいまだカンニバル・コープスやモービッド・エンジェルといったデス・メタル・バンドの影響が色濃い一方、『ブルートサバス』では一気にブラック・メタル色が増す。彼らの初期の変遷を体感できるのが、実に興味深い。リマスターを経てさらにパワフルにアグレッシヴに生まれ変わった2枚のアルバム。ベルフェゴールの原点を知る上でも重要な名作を聴き逃すな!

【CD】【2022/3/11】

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