アースレス / 百鬼夜行

型番 GQCS-91132
販売価格 2,750円(税250円)
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アースレスはサンディエゴのサイケデリック・ロック・トリオ。結成は01年。05年に『Sonic Prayer』でアルバム・デビュー。07年のセカンド・アルバム『Rhythms from a Cosmic Sky』は、サイケデリック・ロックの名門、ティー・ピー・レコードからのリリースとなった。サイケデリック、ドゥーム、ストーナー界隈で大きな人気を誇るようになった彼らは、最終的にドイツの大手ニュークリア・ブラストと契約。18年の『ブラック・ヘヴン』はここ日本でもリリースされ、エクストリーム・ミュージックファンにも大きな衝撃を与えた。

この度、そんなアースレスのニュー・アルバムがリリースとなる。ブラック・サバスやレッド・ツェッペリンといったハードロックやクラウトロックを融合・昇華し、スペーシーでサイケデリックな音楽を追求してきた彼らだが、前作『ブラック・ヘヴン』は曲も短めかつヴォーカル入りという、比較的「普通」の作品だった。あくまでアースレス基準の話であるが。だが、今回は違う。収録されているのは40分と20分の超大曲、2曲だけ。(40分の曲は、便宜上Part1とPart2に分かれているが。)ヴォーカルも入っていない。日本人としては、アートワークも気になるところだろう。『百鬼夜行』(Night Parade of One Hundred Demons)というタイトルが、本作のテーマをズバリ示している。ベーシストのマイク・エジントンの息子が怪物や妖怪にハマっており、それで日本の百鬼夜行に行きあたったのだ。確かに曲の中にはフラワー・トラヴェリン・バンドあたりを彷彿とさせる和風のフレーズが出てきたりで、思わずニヤリとさせられてしまう。もちろんサイケデリック・ロックとしても極上の仕上がりだ!

【CD】【2022/1/28】

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