スウェーデン出身のメロディック・メタル・バンド、インサニア。14年ぶりの復活作となる5thアルバム。
●未来を担う有望な若手メロディック・メタル・バンドが次々と北欧から登場した1999年に『ワールド・オヴ・アイス』でデビュー。同郷の雄ハンマーフォールと同じく往年のジャーマン・メタル・サウンドからの多大なる影響と北欧ならではの旋律美で人気を博し2007年までに4枚のアルバムを発表。その後長い間沈黙を続けていたが、イタリア最大手のFrontiers Recordsと契約を果たし復活を果たす。
●上記の通り往年のジャーマン・メタル・サウンドからの多大なる影響と北欧ならではの旋律美はそのままに、長期間かけて練られながら作り込まれた聴き応えのある作品に仕上がっている。メンバーは基本的に変わっておらず、新加入のギタリストを加えツイン・ギター体制となり久しぶりの6人編成へ戻っている。
●またリード・シンガーのオラ・ハーレンのみならず、前作から加入したディミトリ・ケイスキ（Key, Vo）の歌声も2011年にスウェーデンのテレビ番組「True Talent」で優勝するほどの実力の持ち主で、彼らのヴォーカル面での魅力を増幅させている。
【CD】【2021/11/12】
