スワロウ・ザ・サン / ムーンフラワーズ

型番 GQCS-91118
販売価格 2,500円(税込2,750円)
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スワロウ・ザ・サンはフィンランドのメロディック・デス・メタル・バンド。結成は00年。03年に『The Morning Never Came』でアルバム・デビューを果たす。05年にリリースされたセカンド・アルバム『Ghosts of Loss』収録の「Forgive Her…」は、フィンランドのシングル・チャート第4位にランクイン。結果スパインファーム・レコードとの契約を手にした彼らは、人気バンドの仲間入りを果たしていく。そのスパインファームから『Hope』(07年)、『New Moon』(09年)、『Emerald Forest and the Blackbird』(12年)と3枚のアルバムをリリースした後、大手のセンチュリー・メディアへと移籍。19年の『When a Shadow Is Forced into the Light』は、フィンランドのチャートで一位を獲得した。

そしてこの度リリースとなるのが、2年ぶり8枚目となるアルバム『ムーンフラワーズ』だ。冒頭スワロウ・ザ・サンを「メロディック・デス・メタル・バンド」と表現したが、彼らのスタイルはいわゆる「メロデス」とは一線を画したもの。デス・メタルよりもエピック・ドゥーム・メタルやゴシック的要素が強い、ひたすら重く、そして北欧らしい陰鬱さにあふれたものだ。当然今回のアルバムも、嫌になるほど暗い。徹底した異常なまでのメランコリックさは、ギタリストのユハ・ラヴィオをして「こんなことは言いたくないが、俺はこのアルバムが大嫌いだ。このアルバムが喚起する感情、このアルバムが意味するものが大嫌いなんだ」と言わしめるほど。一聴してみれば、彼の言わんとすることはすぐにわかるはず。本作には彼の心の闇が凝縮されているのだ。この世界観に飲み込まれれば、こちらの心を折られてしまうのではないかと思うほど。一方、訥々と歌い上げるパートも充実。ストリングス、ピアノによるアレンジメントは、鳥肌が立つほど美しくもある。フィンランドらしい抒情性は、日本人の心に深く突き刺さる。エピックなドゥーム・メタルやゴシック・メタル、北欧メタル・ファンは必聴のアルバムだ。

【CD】【2021/12/10】

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