イタリアのハロウィンことトリック・オア・トリートが、未発表曲、リミックス、デモトラック等を集めたコンピレーション盤をリリース。ハロウィン丸出しの曲でスタートし、ラストは「アイム・アライヴ」で締めと、とにかくハロウィン尽くし。ハロウィン・ファンは必聴!
トリック・オア・トリートは、イタリアのパワー・メタル・バンド、というよりイタリアのハロウィン。もともとはハロウィンのカバー・バンドとしてスタートし、最初のリリースは『Italian Helloween Tribute』と題されたハロウィンのカバー・ライブ・アルバム。バンド名ももちろん、ハロウィンでおなじみのフレーズだ。オリジナル作品でのアルバム・デビューは、06年の『Evil Needs Candy Too』。楽曲のスタイルはもちろん、ヴォーカルも思い切りハロウィンという潔さで、パワー・メタル・ファンたちのハートをガッチリと掴んだ。（曲も演奏もズバ抜けていたということは言うまでもないのだが。）その後も数年に１枚のペースでアルバムをリリースしてきた彼ら。19年3月からは、毎月1枚、12ヶ月間シングルを発表し、大きな話題となった。
ニュー・アルバムのレコーディングに取り掛かっていたトリック・オア・トリートであるが、折からのパンデミックのせいで、作業が遅々として進まない。であれば、以前から構想のあったコンピレーション・アルバムをということで、今回この『ジ・アンロックド・ソングス』がリリースされることになった。未発表曲、リミックス、デモトラック、アコースティック・バージョンなど、さまざまなレアトラックが詰まった本作は、トリック・オア・トリート入門編としても最適。1曲目から「ハロウィンじゃないかよ!」と声を上げてしまうこと必至。しかもラストは実際に「アイム・アライヴ」のライヴ・バージョンで締め。さすがはイタリアのハロウィン。ハロウィンのファンは必聴!
【日本語解説書封入 / 歌詞対訳付き】
【メンバー】
アレ・コンティ（ヴォーカル）
グイード・ベネデッティ（ギター）
ルカ・ヴェントレッリ（ギター）
レオーネ・ヴィッラーニ・コンティ（ベース）
ルカ・セッティ（ドラムス）
(メーカー・インフォメーションより)
【CD】【2021/06/25】
