サバトンのギタリスト、トミー・ヨハンソン率いるマジェスティカの新作は、チャールズ・ディケンズの名作、『クリスマス・キャロル』をベースにした壮大なコンセプト・アルバム。デビュー作をはるかに超えるシンフォニックでエピックな仕上がりは、まさしくメタル・オペラだ!パワー・メタル+ディケンズ+クリスマスという組み合わせのケミストリーは想像以上だ。オーケストレーション、分厚いコーラス、疾走する楽曲、わかりやすいメロディ。あらゆる点において、デビュー作、『アバヴ・ザ・スカイ』をはるかに超える、パワー・メタルの理想型に仕上がっている。
【CD】【2020/12/04】